【無料ツール公開】保存先を入力、あとは自動で。eBay検索結果HTMLを解析するGASツール解説
eBay検索結果HTMLを解析するGASツール
簡易MAP作成ツール|検索結果HTML解析シリーズ
検索結果ページを保存するだけで、商品調査・MAP作成まで自動化するシリーズです。
本記事では、YouTube動画
の内容をもとに、eBay検索結果HTMLを自動解析し、商品調査シートを作成するツールについて詳しく解説します。
商品企画やリサーチ業務では、
- 競合商品の価格帯を整理したい
- 商品属性を一覧で把握したい
- MAP(2次元マップ)を素早く作りたい
といったニーズが頻繁に発生します。本ツールは、そうした作業を極力自動化し、企画そのものに集中するための仕組みです。
本記事の位置づけ(シリーズ導線)
本記事は、**「簡易MAP作成ツール|検索結果HTML解析シリーズ」**の1本です。
- 🔰 まずはこちら
Amazon検索結果HTMLを解析(基礎編) - ▶ 本記事
eBay検索結果HTMLを解析(海外マーケット調査) - 🛍 関連編
Buyma検索結果HTMLを解析(国内外価格差・転売リサーチ)
📌 いずれも
- 検索結果をHTML保存
- フォルダ名を入力
- 自動で調査シート化
という同じ思想で設計されています。
本ツールでできること
本ツールは、GoogleスプレッドシートとGAS(Google Apps Script/Googleスプレッドシートを自動操作する仕組み)を使ったフリーの調査・整理ツールです。
主な特徴は次の通りです。
- eBay検索結果ページのHTMLを解析
- 保存済みHTMLフォルダ名を入力するだけで自動処理
- 商品情報を調査シートに一覧化
- 価格や分類情報をもとにMAP作成が可能
- 解析後、元データフォルダの削除も選択可能
📌 ポイント
手動でのコピペや整形作業は不要です。
「簡易MAP作成ツール」との関係
本機能は、
自社商品・競合商品を価格や属性で整理し、2次元マップとして可視化する
ことを目的とした
「簡易MAP作成ツール」
の一部機能として提供されています。
つまり、
- 検索結果HTMLを保存
- HTMLを解析して調査シートを作成
- 調査データをもとにMAPを自動生成
という一連の流れを、スプレッドシート上で完結できます。
ツールの基本的な使い方
① eBayで検索結果ページを表示
まずは、eBayで任意の商品キーワードを検索します。
(例:スニーカー、バッグ、家電など)
※ 検索条件(価格帯・並び順など)は、調査目的に応じて調整してください。
② 検索結果HTMLを保存
検索結果ページをHTMLファイルとして保存します。
- 複数ページを保存してもOK
- 保存先フォルダ名が重要になります
- 専門知識は不要(右クリック → 保存で対応可能)

📷 (キャプチャ①:eBay検索結果画面)

📷 (キャプチャ②:HTML保存ダイアログ)
③ 保存フォルダ名を入力
Googleスプレッドシート「簡易MAP作成ツール」を開き、「カスタムメニュー」>「eBay検索htmlを解析」を実行
- 保存したHTMLのフォルダ名を入力
- 調査シートに使用するキーワードを入力
するだけで準備完了です。
💡 エンジニア知識は不要
フォルダ名をコピー&ペーストするだけで動作します。

📷 (キャプチャ③:スプレッドシート入力画面)
④ 自動解析を実行
あとはボタン操作のみで、GASが自動処理を行います。
- HTMLファイルを順番に解析
- 商品名・価格・表示情報などを抽出
- 調査用シートにそのまま使える形で一覧化

📷 (キャプチャ④:解析完了後の調査シート)
デモンストレーション内容(動画解説)
YouTube動画では、
- 検索 → 保存
- HTML解析
- 調査シートへの反映
までを実際の画面操作つきでデモしています。
🎥 未編集動画のため、倍速・早送り再生もおすすめです。
利用上の注意点(必ずご確認ください)
本ツールはフリーで提供していますが、以下の点にご注意ください。
認証について
- 拡張機能(GAS)の有効化にはGoogleの認証プロセスが必要です
- 不安がある場合は、使用をお控えください
データの取り扱い
- 本ツールの使用によって生じたデータトラブルには対応できません
- 必ず元データのバックアップを取った上でお試しください
利用範囲
- 個人利用、企業内部での利用:OK(フリー)
- ツールの販売、再配布、改変販売:禁止
関連リンク
- 📄 Googleスプレッドシート「簡易MAP作成ツール」
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1hYHR8S1xLT_MsrsOYjo4lEtQpOpNpsKSBZa8CwOizsQ/edit?gid=1671838401#gid=1671838401 - 🛒 ショッピングサイト eBay
https://www.eBay.com/ - 保存したAmazonランキングhtmlを解析
- Buymaを詳細検索してhtml保存・解析
- 簡易MAP作成ツール(実践編)
- 簡易MAP作成ツール(導入編)
シリーズで使うと、調査効率がさらに上がる
Amazon・eBay・Buymaと複数マーケットを横断すると、
- 国内/海外価格差
- 出品数・競合密度
- 価格帯ごとのポジション
を同じフォーマットで比較できます。
※横断分析には、各チャネルの調査シートを編集する必要があります。
💡 市場ごとの差分を“感覚”ではなく“構造”で把握できるのが、本シリーズの強みです。
まとめ|作業は自動化し、商品企画に集中する
eBay検索結果HTMLを解析することで、
- 市場価格の把握
- 競合ポジションの可視化
- MAP作成の高速化
が一気に進みます。
「調査作業は自動化し、考える時間を増やす」
そのための一助として、本ツールをご活用ください。
※ 本記事はYouTube動画の内容をもとに構成しています。
